大阪商工会議所とJETROさんの、投資ミッションとして、、
関西よりミャンマーへ経済視察団として参加しました(^^)!
関空よりベトナム・ハノイ経由。
出発直前に、メガネと髪型を変えてみました(^^)
ハノイのラウンジにて、フォーを頂きながら、視察団の資料をしっかり読み込んで、、
ミャンマーの首都・ヤンゴンへ出発!
関空を午前中に出発して、着いたのは夜でした。
翌日より、ヤンゴン市内及び経済特区(SEZ)に進出されている、日系企業を訪問。
ランチで頂いた、日本食お弁当のレベルの高さにはビックリしました!
まずは手袋メーカー、ショーワグローブさん
農機具最大手メーカー、クボタさん
それぞれ現地駐在の日本人スタッフの方に、
ミャンマー経済のマクロ視点からミクロ視点まで、興味深いお話を聞かせてもらえました。
その中でも、特筆したい事をシェアします。
2011年以降、それまでの軍事政権から民政移管され、民主主義が進み、、
ミャンマーは瞬く間に経済成長を遂げています。
とはいえ、まだまだアジアでも最貧国であり、国民の給料は日本の10分の1くらいです。
人件費が安い為、多くの日本企業がこの地に工場やオフィスを構えているのですが、、
営業利益を黒字化させている進出企業は、まだ約30%強なのです。
これは韓国に進出している企業の半分の水準です。
原材料がミャンマーで調達しにくい事や、販売単価を上げられない現状が主な要因ですが、、
人材を教育する費用と期間が掛かっているのです。
視察をしていて、各企業の日本人スタッフが口を揃えて仰る事は、、
「ミャンマー人は、軍事政権下のイエスマン教育が原因で、言われた事はきちんとできる。
但し、何かを提案したり、改善する事ができない」
というのです。
新しい発想がなく、応用が利かなければ、営業利益を上げる事は難しい。
これができる人を育てるのは、もっと難しい!
人件費が安い、国の潜在的成長力があるを理由に進出してきたものの、、
2〜3年で撤退する企業も少なくないようです!
「言われた事をやっていれば、必ずうまくいく」というのは、ただの作業であり、、
それは仕事ではなく、発展も進化もないという事がよく分かりました。
あと、農機具メーカーであるクボタさんでのお話も驚きました。
一人当たりのGDPが年間約1300ドル(14万円)のミャンマーに、約400万円のトラクターやコンバインを販売するという、一見とんでもない販売戦略をします。
しかしその販売先は、農業従事者ではありません。
潤沢な資金力を持つ、投資家です!
まず繁忙期に、投資家が農機具を購入し、、
農家に対してレンタルや請負業をします。
農家からみれば、400万円は払えないが、数万円なら何とか払える、という事で、、
投資家に払うコミッションが高くても、繁忙期というタイミングも手伝って、支払うしかありません。
このシステムならクボタさんも、販売単価を下げなくても大丈夫ですね!
そして繁忙期の稼働時間が長すぎて、農機具も痛むのが早い為、、
中古市場もほとんどなく、ほぼ新車で売れるというのですから、素晴らしい戦略です。
資本主義は、やはり斬新な発想を持つ人が潤う世界ですね(^^)
まだまだ内容の深い、ミャンマー経済視察レポは続きますよ。
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