ウクライナをバスで縦断していると、
電子書籍も読めないくらい、道がガタガタでしたが、、
国境越えをし、通算126カ国目であるウクライナに入国した途端、整備された道に変わりましたね!
こうしてやって来たのは、ポーランドとの国境沿いにある街、ブレストです。
第二次世界大戦にて、ドイツ・ナチスに対抗した跡が遺されています。
歴史上、モンゴル人やリトアニア人、ポーランド人に侵略され続けて、ドイツからの攻撃にも耐え抜き、、
ソビエト崩壊後、ベラルーシ共和国として独立しています。
ベラルーシとは、ベラ(白)とルーシ(ロシア)から構成された国名らしく、、
資源があまりなく、現在の日本とよく似ています!
何もないのになぜ、モルドバやウクライナよりも経済状態がいいのか??
それについては最後に書きます。
ここからバスで北上し、世界遺産巡り。
ネスヴィシ城。
ミール城。
昔の貴族は、本当に豪華に豪快に建てていますが、、
中途半端ではないので、現代まで重宝されたんでしょうね!
そして最後に、首都・ミンスクへ。
この旅の期間で唯一の曇り空でした^^;
さて、ベラルーシについてガイドさんのお話を元に考察します。
平均給与は月5万円。
人気のIT企業はその3倍の月15万円で、首都ミンスクの家賃は月2万円ほどのようです。
教育は国立であれば、高校まで無料。医療費も無料。
現在失業率は1%程度で、インフラも充実しています。
そんなベラルーシ人は、隣国であるウクライナやロシア、ポーランドに買い物に出かける事も多いようです。
最大のポイントは、ロシアと友好関係を結んでいるという事でしょう。
天然資源はロシアから格安で輸入し、、
今でも盛んな集団農場や国営農場からのハイクオリティな農作物を、ロシアに輸出しています。
トラクター生産も世界トップレベルのようです。
ロシアとの友好関係のおかげで、ロシアへの留学費用も無料!
アメリカとの国交はないものの、立派に一国家として機能していると思います。
最貧国モルドバやウクライナとの違いは、必要以上にロシアに反抗していない事でしょう。
良い部分は共存し、輸出入においても貰いっぱなしではなく、、
ハイクオリティな製品を輸出で提供しています。
「自立」と「共存」のバランスが見事に取られていますね。
こうして一人当たりのGDPを確実に上げています!
この点から考えて、独立後に失敗するパターンがハッキリしましたね。
独立はするも、「自立」をはき違えて孤立し、、
稼ぐ力がない所へ、経済状況が悪化し、どこかに「依存」する。
「独立=自分勝手にする」という発想が、お金を失っていくのですね。
独立はしても、ある程度は周りに合わせ、相手にメリットをもたらさないといけません!
これが共存でしょう。
これからも私は力をつける毎に、、
インプットした事を、ご縁のある人にアウトプットする事で共存をしていこうと思います!
そして社会のルールや自分のルールを遵守し、、
挨拶やお礼など、「丁寧さ」を欠かさないようにして、周りから孤立しないように徹底していきますよ^^
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