5月18日(土)、大阪にてプレゼンテーション会を行ないました。
テーマは何でも構わない!
とにかくインプットした事をアウトプットしなければ、知識はそのまま腐りますし、、
人前で発表となると、人によっては1カ月以上の準備期間が必要となる事から、
「超実践的学問のすすめ」の最も重要なイベントとなっております。
今回も若手中心に大成功。
ますますレベルを上げていく所存であります!
その後、我が家エブリイにて東京から成田空港へ。
アリタリア航空にて直行便で、ミラノに到着しました。
あっという間の12時間30分。
2回くらい乗り換えて、30時間くらい掛からないと海外という気がしないですね(笑)
このミラノではまず、名門・SDAボッコーニ大学へ。
久し振りに、スーツ着用です^^
この視察ツアーは、企業訪問の前に、MBA講義室にて90分4コマを受講。
大学時代でもここまで講義を一日で受けた事がありませんでしたが、、
勉強ってこんなに面白いものなんだ!とあらためて実感しましたね^^
ここで講義の内容を私なりにまとめておきます。
イタリアではファミリービジネス(家族経営)が中心となっており、、
20年以上継続している企業のうち、半数以上の65%(ほとんどが中小企業)を占めているそうです。
家族で経営、と聞くと、、
「なあなあになって、代が変わると潰れる」
というイメージがあります。
確かにその面は否定できませんが、、
イタリアでうまくいっている企業は、「利潤追求」が最大のテーマではなく、、
「良い雇用主」であるかどうか!
「家族の美徳を次世代に残したい」
なのです。
その結果、お金が後から付いてきているんですね!
教授からは、私の得意な統計学からたくさんの説明を受けましたが、印象的だったのは、、
家族経営の特徴として、
外部株主に配当を払う比率が低いので、純利益から内部留保が確保でき、、
それを直接投資(FDI)に持っていけるので、ROEやROAが高いという事です。
初めて聞いた、ROI(Return On Invest)という指標も高いのです!
この指標は今後、私も日本企業分析に使っていきます。
目先の利益を中途半端な事に使うのではなく、中長期的視野で再投資を繰り返していく。
「持続可能性」を高める最も効果的な方法です。
私はこの事実が一番響きました!
2年前に、フィリピンに企業視察に行った時の話ですが、、
日本企業が海外進出をする最大の理由は、、
安い人件費・法人税の優位性を生かして、内部留保をする。
でした。
なので、近年において人件費が高くなった中国やタイから撤退して、フィリピンやインドネシアに拠点を変える企業も多くなっています。
これだと、利潤は上がっても社会貢献になっていません!
ですので、「内部留保=自分本位」だと考えていました。
しかし、イタリアファミリー企業は「内部留保は海外直接投資のため」です。
内部留保である事に変わりはありませんが、方針が全く違いますね!
これはイタリア文化である「家族を大切にする事が最優先」と、、
日本文化である「ビジネス(利益)が最優先」との違いから起こっています。
次回以降に書きます、フェラーリ社やフェラガモ社のような高級ブランドビジネスも、、
オーナーの最優先方針が「利潤追求」でない事からも、これは間違いないと思います。
GW10連休を、うまく使いきれなかった人が多かった日本人の国民性では、、
永遠にたどり着けない「考え方」かもしれません!
この点については、次回でしっかり書きます。
全ての講義が終了し、簡単にミラノ観光へ。
昨年7月にも同じようにやって来ましたが、講義内容を頭の中でまとめていたので、あまり覚えていません(苦笑)。
それだけ私にとって大きな一日でしたね!
そんな中で、ラグジャリーブランド業界のダミアーニ社を訪問しました。
テーマは「祖父からの伝統の継承と共に、並行して繁栄する」
現在、オーナーは3代目ですが、、
「第4世代へ、このブランドの価値観を伝えたい」
とハッキリ仰っておられました!
利潤追求を一切口にしない、家族経営者がもたらす功績については、、
次回に大いに書きますので、こうご期待ください\(^o^)/
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